読書

北岡伸一『国連の政治力学』(中公新書、2007年)

 

本書はおよそ10年前に出版され、初出は13年ほど前の文章をまとめたものである。主に扱われるテーマは日本の安保理常任理事国入りへの挑戦、国連代表部の活動、PKO北朝鮮の核開発だ。

 

あまり知られていない、国連の安保理や代表部が何をしているのかなどが具体的なレベルで知ることができた。理論よりも実務を知るには最適だと思う。

 

2018年に生きる私は、本書を読んでて、日本が安保理常任理事国入りに失敗し、北朝鮮が今核開発を続けている現実を知るために、読んでて、無念さに苛まれるところもあった。

一方、日本のPKOの活動がより充実したり、河野外相によるアフリカへの積極的な外交が推進がなされていることを思うと暗い将来だけではないと思えた。